クラフターが提供するChatGPTツールをマネックス証券が導入 金融機関における「Crew」活用の一歩へ

マネックスグループ株式会社（本社：東京都港区、代表執行役社長CEO 清明祐子、以下「当社」）の子会社であるマネックス証券株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長　清明祐子、以下「マネックス証券」）は、同じく子会社である株式会社クラフター（本社：東京都港区、代表執行役社長 ⼩島舞子、以下「クラフター」）が提供する、ChatGPTをビジネスにおいて安全に活用するためのツール「Crew」の社内利用を開始し、業務効率の向上を目指します。

ChatGPT に代表されるような生成AIは、業務効率化を図り人間の仕事を発展させる潜在力を有する強力なツールです。一方で、社内情報の管理、データの保護、プロンプト利用の煩雑さから、法人において生成AIを導入するのは現実的ではありませんでした。そのため、マネックス証券では、従業員の業務効率向上を支援するために、安全性の担保された簡易なサービスを独自に作成することを予定していましたが、クラフターの開発した「Crew」が、より高度な権限管理やセンシティブな情報の検知、グループ共有、社内書類の管理等の機能を有していたことから、「Crew」を導入することに決定しました。

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Crewの概要

チームのチャット上での会話、説明書類や手順書といった社内文書などを学習することで、繰り返し発生する同等作業や、異動者や採用者のオンボーディングトレーニングを代替して行うことが可能です。また、蓄積された組織内のノウハウを元に、チャット上で質問に回答します。

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Crewにおいては、仲間（Crew）が安全に使えるよう、個人情報などのセンシティブ情報を検知し非表示にすることで会話できるようになっています。フィルタリングするNGワードを追加することにより、企業ごとに独自の秘密情報を追加できます。企業メールアドレスで簡単に登録でき、チャット画面で質問ができます。OpenAIにおいて個別に登録する必要はありません。管理者が詳細な権限設定を行うことができるので、情報の制約や切り分けは容易ですが、チャット内容はオープンに共有されるので、システムの知識に明るくない人でもチャットを参照できます。

想定される利用シーン：

・日本語・英語のメールドラフト作成

・新入社員向けのオンボーディングに関する資料の在処探し、各種手続き、追加質問

・説明書類や手順書などの社内文書の作成

・長文書類に関する要約と質問

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マネックス証券開発本部で社内利用を開始し、マネックス証券全社での利用についても検討を進める予定です。さらに当社の子会社であるコインチェック株式会社や海外子会社であるTradeStation Group, Inc.での導入も検討しており、金融機関における「Crew」の活用を促進するため、実績を積んでまいります。

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「Crew」サービスサイト：https://www.gocrew.jp/jp