2021年、DXの波に乗り遅れるな!
あけましておめでとうございます!
本年も株式会社チャットブックを何卒よろしくお願いいたします!
さて、昨年を振り返ると、コロナショックにより経済が大きく揺れ動いた一年でしたね。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くの企業では、テクノロジーの活用による、業務の効率化やユーザー対応の高度化の流れが加速しました。
さて、本記事の主張を先に申し上げると、ズバリ、
「2021年はDX推進に力を入れるべき」
です。
これから、その理由を詳しく説明していきます。
1.2020年はDXが加速した
2020年は、先述の通り、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、デジタル技術を用いた企業変革(DX)が加速しました。
以下は、DXの取り組み状況についてのグラフです。
このグラフから、日本企業の74%がDXに着手しており、一昨年比で+11%、昨年比で+4%拡大していることが分かります。
また、以下は、新型コロナによるDX推進に対する影響についてのグラフです。
半数が「加速」と回答しています。DXの必要性が一気に増し、加速した様子が見て取れます!
2020年は、新型コロナによって企業のDXの取り組みが加速した年だったと言えますね!
2.2021年もDXの流れは続く!
上記の通り、DXの取り組みは大きく拡大してきています。
近年のテクノロジーの発展に伴う市場活動の変化が、コロナ禍、緊急事態宣言発令などの影響でさらに加速し、オンライン型のニーズが高まっている現状を見ると、
DX拡大の流れは2021年も続くと考えられるでしょう。
IDC Japanが、「2021年 国内IT市場 10大予測」を発表しています。
コロナ禍を契機としたDX支出は2021年以降も継続すると予測されています。
また、同社は、
「デジタルテクノロジーの重要性はさらに高まり、企業にとってDXを実現していることが今後も成長を続ける前提条件である『デジタル優位』の社会が、数年後には訪れる」
と述べています。
もし昨年、DX推進まで手が回らなかったという企業様は、
2021年は、DXの波に乗り遅れぬように、積極的に取り組んでいく必要がありそうです。
2021年 国内IT市場の主要10項目を発表IDC examines consumer markets by devices, applications, netwowww.idc.com
3.マーケティングDXの推進に注目
ただ、DX推進と言っても、幅が広すぎますよね。
そこで、ここからは、2021年はDXに積極的に取り組んでいこう!と考えている皆さんにとって最重要項目、マーケティングDXについてお話しします!
2020年は、コロナ禍でオフラインでの市場活動が制限され、消費行動に大きな変化が生じました。
購買行動が変化したことで、企業は顧客のニーズに沿って最適な商品やサービスを提供することが求められています。
そのため、マーケティングDXの推進がより重要性を増しているのです。
改めて、マーケティングとは、顧客が求める商品やサービスを理解し、適切なターゲットに届けるための戦略を考えることです。
マーケティングDXを推進すれば、データを活用し、顧客の行動からニーズを分析したうえで施策を考えることが可能になります。
生活のデジタル化が、新型コロナウイルスの影響も相まってハイスピードで進んでいる今、どんな企業も顧客に合わせた施策を取ることが不可欠です。
以下のグラフをご覧ください。
これは、2020年8月時点での日本上場企業のWebサイトにおけるサービスの利用状況です。
様々なデジタル技術を活用し更なるIT化を推し進めていることが見て取れます。
さらに、グラフをよく見ると、ヒートマップの上昇率が最も大きいですね。
ヒートマップとは、Web上のユーザーの動きを可視化するツールです。
多くの会社がアクセスデータを活用したユーザーライクなコンテンツ作成に最も力を入れていることが読み取れますね!
また、それは、逆に言えば自社Webサイトに改善の必要性を感じている企業が多いということでもあります。
Webサイトの、「なかなか顧客獲得に結びつかない」といった悩みを、ユーザーの動きを分析し、PDCAを回すことで改善していこうとする気運が高まっていると言えそうです。
4.2021年は、マーケティングDXを推進していこう!
コロナ禍でオフラインの活動がまだまだ制限される中、Webサイトの重要性はかなり大きく、マーケティングDXの加速傾向は2021年も続いていくと考えられるでしょう!
そこで、Webサイトの大きな目的である集客→育成→顧客獲得に有効なツールはたくさんあるので、ここで一部ご紹介したいと思います!
①アクセス解析(ヒートマップ含む)
Webサイトの成果や状態を分かりやすく見ることができるツールです。
ユーザーがどこから来たのか、どのページを見たのか、その他どのくらいアクションを起こしたのかなどが分かり、Webサイトの改善点が明らかになります。
・ミエルカヒートマップ
スマホなどのモバイルも含めて解析することができるヒートマップツールです。熟読エリア、終了エリア、クリック位置の可視化などが無料でできます。
ヒートマップを時系列で比較できたり、毎日自動でキャプチャと解析データを保存できたりするのが特徴です。
・Googleアナリティクス
Googleが提供するアクセス解析ツールです。
基本的に無料で様々な機能を使うことができます。
Webサイトをユーザーが閲覧した際に得られる情報を記録でき、用途に合わせた表示をすることが可能です。
誰が、いつ、どのような意図でWebサイトに訪れたのかを知ることができます。
②Webサイト改善(EFO/LPOなど)
Webサイトの目的の達成のために、ユーザー向けに最適化するツールです。
お問い合わせ等の入力フォームを最適化したり(EFO)、ランディングページ(ユーザーが最初に訪れるページ)を最適化したり(LPO)して、Webサイトをより良くすることができます。
・Kaizen Platform
企業の事業に合わせて最適なDXを支援するサービスです。
改善したいLP内にタグを挿入するだけでパーソナライズ機能の実装・動画の設置などが可能です。
また、3万件以上のユーザー体験(UX)から得た改善データをもとに、効果的な改善案を提案してくれます。
③MA/CRM
データを収集、活用してマーケティングを支援するツールです。
MA(マーケティングオートメーション)は、顧客情報を基に最適な場所で最適な情報を提供することで、販売の効率化を図ることができます。
CRM(顧客関係管理)は顧客との関係を構築・管理することで、顧客満足度や顧客ロイヤリティの向上を図ることができます。
・ChatBook
ChatBookは、SNSとWebのオンライン全ての流通経路で顧客対応を自動化するチャットボットサービスです。
集客から育成を一気通貫で運用し、顧客の購入状況に対応したステータス管理で、流入~顧客獲得までを可視化します。
ChatBookマーケティングやインサイドセールス向けのチャットボット簡単作成chatbook.ai
5.まとめ
2020年の振り返りと2021年の予測から、今年もDXの流れが加速し、特にマーケティングDXの推進が必要不可欠だということをご理解いただけたと思います。
昨年はDXを全然進められなかったという企業様も、これを機にツールの導入など、ご検討されてみてはいかがでしょうか。
また、この記事を読んで、ChatBookに興味を持ったという方がいらっしゃれば、是非、ご連絡いただければと思います!
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新型コロナウイルスの収束には、まだ時間がかかりそうですが、
皆さん、体調に気を付けてお過ごしください。